1974-03-25 第72回国会 参議院 予算委員会 第16号
○内田善利君 環境庁長官、私は、どうしても納得できないんですがね、あの病人たちの姿を見て、こういう論争をしていたんでは全くかわいそうだと思うんです。
○内田善利君 環境庁長官、私は、どうしても納得できないんですがね、あの病人たちの姿を見て、こういう論争をしていたんでは全くかわいそうだと思うんです。
○田中寿美子君 なくなられたのは、ほとんど全部と言っていいぐらい婦人なんですね、そして子供なんですが、今後の問題ですけれども、この被災した病人たちの治療をどうするのか。それからこの施設の問題、それから今後の監督、どういうふうになさいますか。通牒だけじゃだめでしょう。
そこで強く感じたことは、国が、特に労働省がこのけい肺病院に対しては非常に積極的な考慮を払われているという点が、施設やそれから今作りつつある非常にモダンな病舎、そしてまた、石田労働大臣が肝いりでどこかのテレビ会社に話をつけられてテレビを寄付され、その気の毒な病人たちがそのテレビの前でいろいろなものを見たり歌を聞いたりして楽しんでいるというような、そういうふうなことを見て、今の政府のこの種の仕事は非常になっていない
しかし、さらに具体的に伺いますと、個々の病院への人員の割当その他については、具体案すら示されていないということも、ほぼ見当がつきましたので、遺憾ながらこの案は大臣、次官のもとにおいて再検討を必要とするものと存じまして、今日超党派的な雰囲気で、病人たちのために、参考人の皆様からお話を伺う機会を持ちましたことは、きわめて意義のあることとして拝聴いたしたのであります。
いまもつて函館の母子寮へ三十軒ぐらいの人が入つておる状態で、遺家族の救済が非常に遅れ、現地には非常な非難の声も上り、御病人たちの難儀は言葉で尽せないような状態であります。現在でもそれを考えますと、とにかくそういう問題についても政府――これは一般の旅客も同じでありますが、一般の旅客も含めて政府が絶対的にこれを処置しなければならないと思つておる。国鉄の経済ではとても満足させるものはできないと思う。
当然国家の責任でありますので、こういう長くなつて参りましたとき、またアメリカからの補償が思うようでないとき、これに対してどういうようになさるのであるか、一応もし見当がついておりますれば伺つて、家族たちの、あるいは病人たちの安心の行けるようにしてやりたいと思うのであります。
更に附加えて申上げますならば、東京のほうに送られて来ておる患者たちの見舞に藤原委員その他の方たちが行かれましたときにも、結局病人たちは、自分たち自身のことよりも家族の生活のことを非常に心配しておつて、このことに対しては何とか我々努力してやるという激励に対しては、全員涙を流してお願いしますということを言つておつたということでございます。
今のようにこの多勢の者が外に居りまして園の職員としても十分な世話がやき切れませんので、是非園に帰つてくれと極力勧告いたしたような次第でありますが、それにもかかわらず残つた者に対しましてはなかなか園としても十分な世話をするということができませんので、ただそうかといいまして体の弱い病人たちでございますので放置して置くわけにも行かず、今日は、毎日この園の委員と看護婦をこちらに派遣いたしましてその患者の身体
上の湯本ではどんどんと普通の温泉旅館に温泉をとつてしまつて、そうして本当にお湯の要るあの病人たちのあのお風呂のみじめな様は一刻も猶余はできないと思います。早速温泉法を利用して即刻改正して頂きたいと思いますが、如何でございますか。
非常な嘆きを持ち、その病状にも影響しているという実態をわれわれは目のあたり見ておるのでありまするが、この戰争犠牲者の救済、しかも人道的に見て国の責任で病人にさせてそうしてその病人の療養がまだ満ち足りていない、病床に呻吟したままで放任して、国家の責任からのがれるという行き方は、戰争責任として国家のとつた態度の責任が果されないことになるので、この機会に、この迫られた療養期間の満了を前にして、恵まれざる病人たちに
哀れを止めたのは老人や病人たちであります。(「小さいぞ」と呼ぶ者あり)座席は風采の惡い若者に占領されて、お氣の毒くらいの言葉では言い現わせない哀れさでありました。リユツクを担いだ若者や風呂敷包を提げた女の方々が三十人程連行された模様であります。(「弱い者いじめが吉田内閣だ」と呼ぶ者あり)二千人と言えば四五百戸を有する相当大きな村落に匹敵する人口であります。